与える人たち

今日からスタートした「織り機につどう」。 初日を無事に乗り切って、 展示のことや広報のことよりも 200%の力で一緒に作り上げてくれた二人の友人のことを想う。

富士吉田にも織物にも特に縁のなかった二人。 それでもこの仕事を受けてくれたときから、 何度も足を運びに来てくれたし、 たくさんの時間を使って人に会い、話し合い、 会場設計、映像制作をしてくれた。
その熱量がこの展示には出ている。

客観的にみれば、二人にメリットなんてほとんどない仕事だったと思う。 分野や内容は大きく異なり、 おまけに相談したときにはギャラの提示すらできるような状態ではなかった。

それでもこの二人なら全力で協力してくれる確信は持っていた。 仕事は何をやるかよりも、どうやるかよりも、 「誰とやるのか」で8割決まると思っている。

見事にそれは具現化されて、お互いの仕事への尊敬と思いやり、 その連鎖でアイデアがブラッシュアップされ想像以上のものが形になった。 間違いなくこの三人にしかできないだろう形をつくりあげることができた。 これはぼくの中で一つの到達点になる仕事だと思います。

さて、クラウドファンディングは1/4の達成率のまま、展示がスタートしました。 織機の運搬費用ということで募っていますが、費用は事業継承を行うための支援全般にあてていくつもりです。

直接的な課題の解決よりも、異ジャンルの表現のアプローチが入ったときに仕事がどう変わっていくのか、その答えの可能性は提示できていると思っています。

ぜひ会場に足を運んでいただき、ご覧いただけたらうれしいです。